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第5話 偉大なる「勝者」の軌跡 憎まれ、嫌われた異常な空気の中での闘い  ええー、シンボリルドルフの小特集だそうで。なんですか、現役時代を知らない若いファンに大人気だそうでございますね、シンボリルドルフさん。  ですが、現役時代のシンボリルドルフは、まあ、悪口をたたかれることが多かった多かった。それに加えて、いまでは「完ぺきな強さ」と語り継がれてはおりますが、当時はレースに出るたびに競馬マスコミから「死角あり」と指摘された指摘された。  今回は、そこらへんの、シンボリルドルフが現役競走馬だったころの空気、みたいなものをお伝えいたします。 前年(※1983年)の3冠馬ミスターシービーを破り4歳で有馬記念も制覇。  ご存じのとおり、昭和59年の菊花賞でシンボリルドルフは無敗の3冠馬になったわけですが、このとき、 「パーソロン産駒だけに3000メートルは苦しいだろう」  といった予想家が結構おりました。圧倒的大本命にケチをつけるのが競馬マスコミの仕事とはいえ、少し恥ずかしいですね。そんなことをいった予想家が、数年後には春の天皇賞に挑むトウカイテイオーを、 「シンボリルドルフ産駒だけに3200メートルも大丈夫」  と評したりして、人生はつくづく不思議発見の旅でございます。  さて、3冠を達成したシンボリルドルフはジャパンC、有馬記念とひとつ年上の先輩3冠馬ミスターシービーを打倒いたします。で、ミスターシービー・ファンのみなさまは激しくお怒りになった。シンボリルドルフが3冠馬になった時は、 「ふうん。なかなか、やるじゃん。ま、勝負根性も瞬発力もミスターシービーのほうが全然、上だよ。負けることはないだろうけど」  と、余裕をコイていたミスターシービー・ファンは、この2連敗に自分というものを失いました。とにかくシンボリルドルフを誹謗(ひぼう)して中傷して罵倒(ばとう)して、その他いろいろいたします。  当時の競馬雑誌、読者投書欄は強烈の一語。 「シンボリルドルフなんて走るだけのサイボーグみたい。ミスターシービーには人間的な魅力がある。」  これ、多かったです。 「シンボリルドルフのレースはおもしろ味がない。ミスターシービーのレースはハラハラさせてくれるのに」  これも多かった。いつも、4コーナー手前で一瞬、岡部騎手への反応が鈍くなるように見えて、ハラハラしながら応援したシンボリルドルフ・ファンの存在など想像もできない人の意見でございましょう。  シンボリルドルフにも当時から熱心なファンがいた、と。これは、はっきりしております。ただ、彼らには、マスメディアにおいて積極的に発言しようという者が少なかった、と。それに対して、ミスターシービーのファンには、「俺にもいわせろ」「私にもいわせて」てなタイプの人が多かったことも、ございましょう。  ががが、もっと根の深い問題もあったと、わたくしは考えております。  そう。シンボリルドルフは、ある種の人たちの劣等感をいたく刺激した馬なのです。 「強い、速い、美しい、お見事、天晴」  という走りっ振りは、ライバル・ホースのみならず、一部観客の身体にまで敗北感を染み込ませたのでございます。圧倒的な完成品を目の当たりにしたとき、素直に賞賛する人もいれば、無意味に劣等感をかきたてられる人もおります。そういうことでございましょう。  まあ、こんな馬、ちょっとおりませんですわね。人間の劣等感をかきたてる馬。  はい、話を戻しましょう。 ミスターシービー・ファンに引導を渡した春の天皇賞。  対ミスターシービーの三度目は翌昭和60年、春の天皇賞。  この時も、スポーツ新聞には『ルドルフ不安発生!』の活字が踊ったものでした。  調教で、併走していたホッカイペガサスが突然なにかに驚いて横っ飛びになり、あわやシンボリルドルフに激突という場面があったそうでございます。それで、 「不安発生!」 なのでございます。当時の空気が、なんとなくおわかりいただけるのでは。  でも、この時に添えられていた、野平祐二調教師の、 「ペガサスはダメな奴」  というコメント、ちょっとおかしかったです。くすくす。  それで、春の天皇賞の結果は。シンボリルドルフ1着、ミスターシービー5着。  一旦シンボリルドルフを交わしながら直線タレての敗北に、ミスターシービー・ファンは、 「悲しかった。本当なら負けるはずのない馬たちにも抜かれていくミスターシービーの姿」  と、ついには、いってはならぬことまで口走ります。こんな投書、送るほうも送るほうなら載せるほうも載せるほう。当時の競馬マスコミが一丸となってミスターシービー・サイドにイッちゃっていたことがよくわかります。シンボリルドルフのレースが並みの強さなら絶賛したでしょうが、もう、常軌を逸した強さなので、放り投げちゃってます。  ともかく、2着サクラガイセン、3着スズカコバン、そして4着ニシノライデンの「本当ならミスターシービーに先着するはずのない」みなさんには、お疲れ様といいたいですね。  というように、5歳春までのシンボリルドルフは――無数の声なきファンには支持されていたのでしょうが――表面的には、あくまで「憎たらしい馬」でした。彼の現役時代を知らないあなたは、ひょっとしたら、 「ナリタブライアンなんか、全然敵わないスーパースターだったんだろうなあ」  なんかと想像していたのでは。ほ、ほ、ほ。それはそれは大外れの大間違い。  げに移ろいやすきは、ファンの心とマスメディア  ところが。5歳秋、天皇賞で「ギャッと驚く」ギャロップダイナに差されて2着に敗れてからは、やや情勢が変わります。  いつの時代も、強い馬が負けると出てくる、この発言。 「あの馬も、フツーの馬だったんですね」  これ、これ、これでございます。  シンボリルドルフが敗れると、 「サイボーグじゃなかったんだ」  オグリキャップが敗れると、 「怪物じゃなかったんだ」  ああ、普通の馬だったのね。  そんな感傷に乗って、シンボリルドルフは、やや善玉と見られるようになります。  そんなこんなで、ジャパンC。  シンボリルドルフは尻尾を少し短く刈り揃えての出走。そのルックスはなかなかプリティで、好感度アップにひと役買ったものでございます。  そして勝利。前年のカツラギエースに続く日本馬V2。  よくやった、よくやった。  シンボリルドルフを祝福する声もあちこちから上がりましたとさ。いえ、「とさ」じゃないですね。なんだか、疲れてしまいました。正直なところ、それなら最初から応援してろ、と思ってしまいますです。  さらにその翌年。米国遠征を実行したシンボリルドルフには、こんな言葉が多くかけられました。 「今までは嫌いな馬だったが、日本人のひとりとして応援したい」 まだいうか。この「嫌いだったけれど」というのは、競馬ではよく使用されます。ライスシャワーが死んだ時などは、これのオンパレードでございましたね。 「ずっと嫌いだと思っていたけれど、本当は好きだったのかも」  知るけえ、そんなこと。  失礼いたしました。  ええー、とにかく、今回いいたかったのは、マス・メディアに乗った声のほとんどが、憎んだり嫌ったりするものであるという異常な空気のなかを、ひたすら「勝者」として生きたのがシンボリルドルフだったと、そういうことでございました。  こんな巨大な存在、そう現れないのでは。だいたい、競走馬というものは往々にして、人間から同情されるものでございます。それを、あなた、多くの人間を敵に回してしまう馬なんて…。

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武豊「1頭の馬で三冠。夢がかなってうれしい」=菊花賞 2005年10月23日(日) 18時45分 スポーツナビ 拡大写真  中央競馬の第66回菊花賞競走(G1、優勝賞金1億1200万円)は23日、京都競馬場の芝3000メートルに3歳牡馬16頭が出走して行われ、1番人気で6戦6勝のディープインパクト(武豊騎乗)が2馬身差で優勝。3歳クラシック三冠である春のGI皐月賞、GI日本ダービーに続き、この秋のGI菊花賞を制したことで、1994年のナリタブライアン以来11年ぶり日本競馬史上6頭目の3歳牡馬クラシック三冠を達成した。さらにディープインパクトはこれで7戦7勝。無敗の三冠馬となれば1984年のシンボリルドルフ以来21年ぶり史上2頭目となる偉業だ。単勝7番はなんと100円の元返しとなった。  2着には横山典弘が騎乗した6番人気のアドマイヤジャパンが入線し、馬連6−7は1290円、馬単7−6は1320円の配当。3着には3番人気で安藤勝己騎乗のローゼンクロイツが入り、3連複は4−6−7の2730円、3連単7−6−4は7090円の配当となった。  武豊騎手、池江泰郎調教師、金子真人オーナーのコメントは以下の通り。 ■武豊 「スタートは五分で出て、デビュー以来最高のスタートが切れた。ただ、行き過ぎないようにと我慢させたが、きょうはかなり行きたがりましたね。1周半の競馬は初めての経験で、賢い馬だから最初の3、4コーナーでもうゴールが来たのだと勘違いしたのでしょうね。1周目は、とにかくゆっくり走ってくれと思いました。きっと途中で落ち着いて走ってくれるだろうと信じて馬群の内に入れましたが、2周目に入ると、いい感じでリラックスしてくれました。3コーナーの坂もいい感じでしたね。ゴーサインは600メートルを過ぎたあたり。550メートルくらいかな。また“飛びました”ね。あとは、もうゴールめがけて走ってもらうだけでした。  1頭の馬で三冠を取れたのは当然初めてで、いつかこんな馬に乗れたらといつも思っていた。その夢がかなってうれしいです」 ■池江泰郎調教師 「勝ってくれると信じていましたが、やはり競馬は何があるか分かりませんからヒヤヒヤでしたね。もう、無我夢中で見てました。馬の状態としては十分落ち着いていましたし、体調も維持できていた。馬の出来には自信を持って送り出せましたね。レースの最初は引っ掛かり気味だったけど、すぐに落ち着いてリズム良く走ってくれたし、4コーナーを回ったら(先頭で)来てくれるだろうという、その気持ちで信じておりました」 ■金子真人オーナー 「とにかくこの菊花賞を目標にしていたので、今は三冠というよりも菊花賞を勝てたことに感動しています。三冠の重みはこれから時間がたつにつれて徐々に実感がわいてくると思います。今後のローテーションですが、まずは菊花賞が最大の目標だったので、完全に白紙ですね。これから馬の状態を見ながら、池江先生と相談していきます。年内はレースを使いたい。使うなら2つ(ジャパンカップ、有馬記念)のどれかでしょうが、その辺も馬の状態を見ながらになると思います。来年は海外遠征のチャンスがあれば挑戦したいと思っています」 [ 10月23日 18時45分 更新 ]

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